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■活動報告


     
 
"充実の一年、新たな一歩へ" 支部理事会・幹事会開催
2009/04/11

 4月11日(土)行政書士会館会議室にて、宇都宮支部第1回理事会・幹事会が開催された。理事・監事・相談役全員が出席し、5月16日に行われる定例総会の議案書の確認作業や準備を行った。
 平成20年度の事業報告の中の「官公署窓口に行政書士名簿を設置」や無料相談の開催(宇都宮市と外国人のための相談に関する協定を結び、月2回実施した事を含む)等は、新しい試みで今後につながる良い機会となった。
 会員の親睦を図るための一泊研修旅行や宇都宮支部ホームページの運用、他支部会員にも参加頂いた10回におよぶ研修会開催など、充実した内容の報告があった。
 会議の途中からは住吉和夫会員も参加され、会長選挙に向けての抱負を述べられた。氏は、行政書士を専業とし、永年にわたり行政書士の地位向上に尽力されてきた。その真摯な人柄は今も変わらず、さらに力を注がれる決意をもって、新会長に立候補を予定されている。「推薦頂いた事をチャンスと思い、新人の書士でも参入できる相続、遺言また成年後見を広く社会にアピールし、行政書士改革の仕上げとしたい」という氏のことばに共感した。
 本年度は役員改選の年でもあり、氏の思いの実現と定期総会が成功することを祈念し、理事会は閉会した。
(遠藤 美代子)

 
     


     
 
フェスタmy宇都宮2009に参加!
2009/04/12

 4月12日(日)宇都宮市民の日記念事業の「フェスタmy宇都宮2009」に宇都宮支部として参加し、無料相談会を実施した。開始時間の10時にはさわやかに晴れ、絶好のイベント日和となった。3回目の参加となる今回は、支部理事7名が相談員として参加し、17件の相談をうけた。その内訳は、相続関係5件、土地関係3件、その他許認可や成年後見等多岐にわたり、中には行政手続とは無縁のお困り事や悩み事の相談もあったが、来場する市民の皆様とコミニュケーションを深めるというこのイベントの目的は充分に達成することができたと思う。
 ステージでの魅惑的な世界の踊りやおいしい屋台などを、交代で楽しみながらも、持参のパンフレットやグッズはほとんど配布することができ、アドちゃんマークのウインドブレーカーでのPRも忘れなかった。
(齋藤 順子)

 
     


     
 
初心者のための契約書作成業務研修会
2009/01/29

        第二回 契約書作成業務の基礎(2)
            〜契約書作成に必要な知識を学ぶ〜
            〜契約書作成業務の進め方について〜


 1月29日(木)行政書士会館にて、宇都宮支部主催による「初心者のための契約書作成業務」第二回基礎研修会が開催された。講師は前回に引き続き、わかりやすく丁寧な解説に定評のある宇都宮支部の小平裕一会員。支部内外からの出席者は20名。
 前半は前回の復習に始まり、定型書式の「土地賃貸借契約書」で賃貸契約を締結した賃貸人が死亡したケースにおいて、賃料不払いが生じていることからその相続人の依頼により作成した「賃貸借契約の一部変更契約書」を取り上げ、土地賃貸借契約書作成にあたっての注意点、適用すべき関係法律〈借地借家法〉の説明がなされた。
 後半では、特殊な契約書として「営業秘密保持契約書」を提示いただき、営業秘密について〈不正競争防止法〉よりおさえるべき条文の説明がされた。
 そして最後は、相手に対してプレッシャーを与えることのできる「公正証書」の原案作成手順について、と盛りだくさんの研修内容であった。
 契約書作成業務にあたって、まずおさえるべきはその確定性や適法性、実現可能で社会的妥当性があること、と具体的に指示いただき、実際の契約書を提示いただけたことは、出席者全員、実務を行う上での自信につながったと思う。
 
 今期の宇都宮支部主催の研修は、これをもって終了となる。数多くの研修会を企画運営いただいた業務指導広報部員に感謝したい。
(齋藤 順子)

 
     


     
 
入管業務研修A「外国人市民のかかえる問題と対処」
2009/01/16

 1月16日(金)書士会館2階会議室において、宇都宮支部主催で「外国人市民のかかえる問題と対処」と題し、研修会が開催された。支部内外からの参加者は、23名。
 講師は、宇都宮国際交流協会(UCIA)の事務局より 石川アンナ氏と同相談員でタイ語の通訳を担当している石和スワンニー氏。
 UCIAは、宇都宮市の外郭団体として1997年に発足し、昨年9月にNPO法人となった。宇都宮支部は、現在、協定により月2回無料相談員を派遣している。
 宇都宮市には8000人余りの在住外国人がおり、その大半は、中国・韓国・タイといったアジア人とブラジル・ペルーの2・3世といった日系人である。
 石川氏によれば、経済不況からのリストラによる相談が増加しているという。日系人に安価な労働力を提供させ、一番先にリストラし、ほうりだしてしまっている現実。その子供たちも言葉の壁もみのがせないという。
 また、石和氏によれば、事故で重症の患者であっても、不法滞在と当面の医療費が支払えないことで、即刻の退院をせまられたり、車社会である栃木県で運転免許試験を自国語(タイ語)で受けられない理不尽な例などがあげられた。
 このように、外国人の生活はかなり不安定な部分も多く、宇都宮市が国際化を推進していく上で行政書士としてどのような協力ができるのかを考えていくよい機会となった研修会であった。
 後半の意見交換時には、書士側からの要望として、時間的な余裕をもって相談してほしいこと。虚偽の申請は不利益になるだけであること。権利ばかり主張すべきでないこと等が伝えられた。
(齋藤 順子)

 
     


     
 
初心者のための契約書作成業務研修会
2008/12/11

        第一回 契約書作成業務の基礎(1)
            〜契約書作成に必要な知識を学ぶ〜


 12月11日(木)行政書士会館にて、宇都宮支部主催「初心者のための契約書作成業務」第一回研修会が行われた。講師は、裁判所で長年書記官を勤められた宇都宮支部の小平裕一会員。
 前半では、契約の大原則として、「契約とは当事者間で有効に成立する法律行為」ということで、口約束も契約であり、念書というような一方的なものも広義の契約となること、また「私法上の契約関係は、自由意思によってなされる」ものであるとの説明がなされた。
 後半には、実際に作成したというクーリングオフ期間を過ぎてしまってからの契約解除の『合意書』と、公正証書の原案としての『離婚協議書』が提示され、構成のひとつひとつについて、懇切丁寧な説明をいただいた。特に合意書では、そこに至るプロセスとして、内容証明郵便の具体的な例を挙げてくださり、解除の根拠となる法律なども提示いただいた。
 前年度の小平会員による内容証明の研修といい、今回の契約の研修といい、具体的な説明をいただけることと、解りやすい法的根拠の説明とで大変理解しやすく、行政書士の実務に即した研修となっている。
 次回、第二回目の契約書作成業務研修「契約書作成業務の進め方について」(平成21年1月29日)では、さらに多数の条文をもりこまなくてはならない形態の契約書についての講義となる予定であり、これも大いに期待したい。
(齋藤 順子)

 
     


     
 
入管業務@「入管業務の基礎〜何を知るべきか」
2008/11/26

 11月26日(水)、宇都宮支部は、入管業務研修会第1回を行政書士会館において開催した。支部内外からの参加者は31名であった。
 今回は、宇都宮支部の渡辺良樹会員を講師に迎え、「入管業務の基礎」と題して、そもそも入管業務とは何なのか、何を押さえておくべきなのか、関係する法律は何なのか、という基礎的な法律知識を学んだ。
 基礎編ということで、『外国人と日本人が外国において婚姻し、パートナーである外国人を日本に呼び寄せる』という設定に絞り込み、入国と上陸の違いにはじまり、申請者・代理人・申請取次者(行政書士)の関係、在留資格認定証明書やビザの本来の意味など、理解することがなかなか難しい概念を、法令や施行規則に基づいてわかりやすく説明された。
 入管業務は「法務大臣の裁量」という、他の業務にはない大きな壁がある。申請書の書き方や添付書類等の知識を得る前に、入管法がどのような法律であるのか、ポイントはどこにあるのか、ということを十分に押さえておく必要がある。この研修会は、それを意識し、行政書士が業務を行う上で「何を知るべきか」を押さえた意義ある講義であった。初心者はもちろん、すでに取次業務を行っている者にとっても、受講しなければ損、と明確に言える研修だった。講義に際して大変な準備をされたであろう渡辺良樹先生には、心からお礼を申し上げたい。
 今、申請取次行政書士は届出制だが、かつてはきびしい試験を何度もクリアしなければならず、資格を得るために猛勉強されたとのこと。現在活躍している先輩先生方の知識の量には驚かされることが多いが、その理由がわかった。届出制に安住せず、基礎的な勉強の必要を痛感させられた研修だった。
 かつての試験制度時代をユーモアたっぷりに話す渡辺先生の、熱く楽しい「ヨシキワールド」にはまった、あっという間の2時間であった。
(齋藤 順子)

 
     


 
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