５月２３日（日）宇都宮市が主催する「フェスタｍｙ宇都宮」が、宇都宮城址公園、バンバ広場、そしてオリオンスクエアなど、中心街６か所で開かれ、市内外からの大勢の人でにぎわった。会場にはカラフルなテント村が出現し、市民団体等およそ２５０余りが、屋台にステージにと独自の活動を展開した。
　宇都宮支部も１０名が参加し、無料相談を行った。この日の相談内容は遺言・相続が７件、内容証明等６件であった。相談を受けながら、アドちゃんジャンパーを着てリーフレットを配り、行政書士制度のＰＲにも努めた。
　まだまだ行政書士についてご存知ない方も多く、今後もこうした相談会を続けることが必要であると実感した。相談会の成果をいかに業務に結びつけていくのか、難しい課題である。
　予報どおり午後は雨となり、一日限りのお祭りを名残惜しんだ。
（遠藤美代子）

　４月１０日（土）行政書士会館にて、宇都宮支部理事会が開催され、理事・監事・相談役１９名が出席した。
　議題は５月１５日に予定されている定期総会について。議案書原案をもとに平成２１年度の活動報告と今年度の事業計画案について、質疑のあと承認され、総会の準備作業を行った。
　続く日政連栃木会宇都宮支部幹事会では、書士議員として活躍の郷間康久市議会議員の挨拶があり、活動報告などを述べられた。郷間理事には宇都宮支部活動に積極的に取り組んでいただき、行政書士業務改善にもご尽力いただいており、来春の宇都宮市議選の行方が気になるところである。今年度は、夏の参院選もあり、日政連活動の中で支援協力していくことで一致した。
　山本監事の提案で、新入会員２１名に対する総会参加への呼びかけも行うことに決まった。小林支部長を中心に、現体制２年目の事業がいよいよ始まる。総会には多くの会員に参加いただき、積極的に意見を述べていただくことで宇都宮支部を活性化し、一層結束を深める機会となることを期待したい。（遠藤美代子）

　１月２１日（木）行政書士会館において、宇都宮支部主催「契約書作成業務〜離婚協議書の作成について」の研修会が行われた。
　講師は宇都宮支部の小平裕一会員。昨年、契約書作成業務中級編を２回にわたって担当頂いたところ、大変わかりやすいと好評を博したため、今回はその続編として離婚協議書に絞ってご講義頂いた。
　まず、離婚成立までのフローチャートで全体の流れをつかみ、行政書士の業務範囲がどの部分かを確認。続いて関連する条文の説明があり、特に離婚原因となる条文では、どのような解釈がされているか、元裁判所書記官らしく事例や過去の裁判例なども交えて詳しく解説頂いた。
　離婚協議書作成の知識として、「慰謝料」「財産分与」「親権、監護権」「養育費」等、知っておかなければならない事柄も丁寧に見ていき、公正証書とする時の書き方を参考例から確認した。更に注意点として、離婚協議書作成で依頼を受ける際、依頼者（一方）の代理にはならない事。書類作成上の法律的なアドバイスをする立場として、必ず当事者で話し合ってもらい合意があったものについて、離婚協議書を交わし、あるいは公正証書の原案作成とするなど、実務の進め方までご教示いただき、参加して良かったと思う。法律を熟知し、実績も多く参加者のどの質問にも的確に答えてくださる小平会員に是非「続々契約書作成業務研修」も期待したいところである。
　離婚は誰にでも起こりうる。そして、当人同士で解決を望む場合も多く、行政書士が身近な法律家として期待されている事を実感した。
（遠藤美代子）

　師走の忘年会シーズンでにぎわう１２月１５日、宇都宮駅東口から徒歩１０分余りの瀟洒な洋風パブを借り切って、宇都宮支部主催の「福田富一知事を囲む会」を開催した。今回で２回目となるこの会には、知事を慕ってかつての仲間も大勢参加頂き、総勢４０名程に。一時は座る場所もないほど、活気にあふれ、また気のおけない会となった。
　小林支部長の挨拶のあと、主賓の福田富一知事より謝辞が述べられた。その中で、来年行われる行政書士会の６０周年記念事業や全国女性交流会ついて、また中小企業を元気にする政策では、新たな分野への行政書士業務の可能性などが述べられた。颯爽とされ頼もしく、いつもながら書士会への理解の深さを拝聴することが出来た。
　ユーモアのある乾杯の音頭をとられた諏訪利夫会員はじめ、業務で多忙な先輩会員も多く出席され、直接お話しできる、またとない機会となった。
　美酒に酔い料理を分け合い、懇親会は最高潮と盛り上がり、会場の住吉和夫会長はじめ、新体制を支える理事の方々にとっても格別な思いであったと推察される。本当にお疲れ様でした。
　まだまだ名残惜しい中、市議会議員でもある郷間康久会員の中締めは、この一年を締めくくるのに、そして来年への期待にあふれた最高の言葉となった。ともあれ、この一年大変お世話になりました。
（遠藤美代子）

　１１月１４日（土）パルティとちぎ男女共同参画センターにて開催された『フェスタｉｎパルティ２００９』に参加し、宇都宮支部無料相談会を行った。
　この相談会は２年ぶりの再開であり、相談件数はわずかであったが、行政書士の周知活動として行政とちぎ１０月号やパンフレットの配布等を行った。開催２日間のうち、今回は他の相談コーナーも１４日に集中してしまい、相談できる内容を具体的に示した宣伝も必要かと感じた。
　相談員も代わるがわるに他の催しを見学しながら、あっという間に終了時間となってしまったが、このような地道な活動の積み重ねも大事なことではないだろうか。
（齋藤順子）

　１０月１８日（日）宇都宮城址公園（宇都宮市役所東側）にて開催された「宇都宮城址まつり」において、無料行政相談ブースを出店した。毎年イベントの中心となっている社参行列はもちろんのこと、火縄銃演武など多彩なステージが楽しめるとあって、今回も多くの来場者で賑った。当支部の参加は今回で２回目となるが、相談件数は前回を大幅に上回る１８件であった（相続８件、契約３件、土地３件、会社設立１件、その他３件）。
　このようなイベントでは、市民の皆様が気軽に、そして畏まらずに相談できるため、元々低い敷居をさらに低くすることができる貴重な場といえる。また、行政書士および同イベントにおける無料相談の認知度向上の点において、参加の継続も重要なポイントとなる。宇都宮支部では今後も積極的に無料相談事業を実施していく予定である。
（田代昌宏）