8月22日(火)宅建協会3階会議室において、平成29年度第1回税務研修会が開催されました。 当研修会は宇都宮資産税税務研究会(宇都宮支部と宅建協会県央支部で構成)が主催して、毎年講師を宇都宮税務署にお願いして実施しているものです。私たちの業務もある程度の税法上の知識が求められることから、会員の関心も高く、参加者は90人を超えました。 今回は「消費税軽減税率制度について」、「平成29年度税制改正について」のテーマについて、それぞれ丁寧な説明をいただきました。 平成31年10月1日から消費税が10%に引き上げられます。同時に施行される8%の軽減税率について対象品目の説明や帳簿・請求書記載例、また実施にあたっての対策補助金等の説明を受けました。さらに、税制改正については新しく「積立NISA」が始まることや、「住宅取得等資金の贈与税の非課税限度額とその要件」、さらに昨今問 題になっている「空き家の発生を抑制するための特例措置」など、盛りだくさんの内容でした。最後に確定申告e−Taxの案内で締めくくられました。 当研修会の実施にご尽力いただきました宅建協会県央支部の皆様に深く感謝申し上げます。 (田村尚枝) |