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■活動報告


     
 
「相続の手続について」研修会開催
2008/11/05

『この地域の生命・財産は私が守る』という気概で、行政書士制度周知のために地域へのチラシ配りを・・・。

 11月5日(水)行政書士会館において、宇都宮支部が主催する「相続の手続きについて」の研修会が開かれた。支部内外からの参加者は26名。講師は、宇都宮支部の住吉和夫先生。まず、相続が行政書士にとってどのような業務であるのかという講義に入る前に、行政書士の使命を問われ、社会において困っている人を法的知識を使って手助けすることであり、社会のために尽くすということを念頭において業務を行うべきであることを仏教の『発心』という言葉で説明された。
 実際に使用できる遺産分割協議書・遺産相続協議書等を資料として提示いただいた他、相続手続きの依頼を電話で受けた時の対応の仕方に始まり、顧客へのサービスの方法、費用の見積りなど、普段ではなかなかきくことができないノウハウを惜しげなくさらりと教えていただけ、大変得るところの多い研修であった。
 高齢化社会のなか、今までは、遺産分割協議書作成や遺言の草案など業務がその主流としてあったが、今後は、お困りの方を助けるという社会的使命から、成年後見にも取り組んでいくことが大切であるとのこと。
 最後に、書士会として法的に不合理であることにたいしては、断固闘っていかなければならないこと。ひとりひとりの地道な努力と仲間同士の助け合いが地位向上につながることなど我々が目指していくべき方向をしっかりと示してくれ、その一言ひとことに33年を行政書士の地位向上のために尽くしてこられた住吉先生ならではの後輩に対する温かい心と年月の重みを感じさせる研修であった。
(齋藤 順子)

 
     


     
 
宇都宮商業祭無料相談会
2008/11/02

 11月2日(日)。お天気に恵まれた中、東武馬車道通りにある上野文具南側の一角で、行政手続無料相談会を開催しました。
 同日は「宇都宮商業祭」、宇都宮餃子スタンプラリーが開催されていて、そのスタンプ地点が当相談会会場の目の前で行われていたこと、また、そのほか東武馬車道通りでは、地元の農産物の出店、焼き立てパンの出店、ぬいぐるみを着た人間ワンちゃん?がトラベルアピール看板を持って、宮城県女川温泉のアピールをしていたことなど、いつも以上の賑わいがあり、活気づいた状況でした。
 相談件数は5件(内訳:相続2件、土地1件、遺言1件、離婚1件)。人通りも多かったので、持参した行政書士パンフレットはすべて配布でき、行政書士のPRは十分にできたものと思います。これからもさらにPRをして、行政書士の業務を一人でも多くの方々に知ってもらいたいところです。私はというと、行政書士のPRをするため?に、あの目立ちすぎる黄緑色のアドちゃんジャンパーを着て、意味もなくひょこひょこ遠くまで歩いてしまったりしていました。もちろん、わざわざ脱ぐのが面倒くさかっただけですが。。。。
(高橋 江美)

 
     


     
 
平家落人の里・湯西川温泉一泊の旅
2008/10/11・12

 10月11日・12日、宇都宮支部研修旅行を実施しました。参加者は30名。今回は「県内のいい宿に泊まりたい」との会員の要望を受け、宿を湯西川温泉の本家伴久旅館に決定。湯西川温泉流域活性化センター長の安西裕会員(栃木支部)の全面協力をいただいての企画となりました。
 一日目は大笹牧場で昼食の後、乳搾りに挑戦。これがなかなか難しい。と思いきやベテラン会員の手にかかるとあっさり出る牛の乳。テクニックの差を見せつけられました。彼女(牛)は何も言いませんでしたが、なんとなく目が不満そうでした。「あんたヘタね」と言われた気がします。修行を積んでの再チャレンジを心に誓いつつ、いよいよ湯西川へ。
 平家落人の里として知られる湯西川ですが、平家の家紋がアゲハチョウとのことで、蝶の美術館を見学。水彩画や刺繍、切り絵などの作品とともに標本も展示され、その下に設置された鏡で裏面も観察できるようになっていました。
 当時の生活の様子を再現したという平家の里を見学した後、歴史を感じさせる宿、本家伴久に到着。部屋ごとに作りが異なるという、なんとも凝った趣のある客室でしばし寛いだ後、楽しみにしていた露天風呂へ。側を流れる川の水はとても透き通っており、魚がよく見えます。側には橋が架かっており、男湯がよく見えます。
 平家の落人たちが使っていた橋を再現した、という吊り橋を渡って行くと、囲炉裏を囲む山の幸の数々。濁り酒と若女将の歌に酔う贅沢なひとときを堪能しました。
 二日目には道の駅「湯西川」から水陸両用バスに乗車。(沈没しても脱出できるように)窓が無いため、この時期はかなり寒いです。ダム壁面の地上60メートルのキャットウォーク(作業用通路)を体験し、背筋もしっかり冷えたところでいよいよダム湖へ。船長(運転手)が水中メガネとシュノーケルを装着! 水しぶきを上げて水面に突入! 思わず歓声! バスがそのまま船になる、と聞いて「楽でいい」なんて地味なことを思ってましたが、これはなんとも新鮮な体験。天気も良くて実に爽快でした。
 今回のコンセプトは当初「近場でのんびり、温泉を楽しむ旅」でしたが、吊り橋やダム等の高所が多く、行程表にないキャンプ場や竜王峡の散策などが追加されたことから、「スリル満点!運動不足解消の旅」となりました。スリルありすぎ、との感想も一部ありましたが、なんとか無事に終了することができました。ご参加ありがとうございました。なお、「ギャラリー」に写真が掲載されています。ぜひご覧ください。
(副支部長 田代 昌宏)

 
     


     
 
宇都宮城址まつり無料相談会
2008/10/19

 10月19日(日)。宇都宮城址まつりに於いて行政書士PR事業としてブースを設け、行政手続きの無料相談を行った。
 秋晴れの真っ青な空の下、穏やかな天候にもめぐまれ、城址公園芝生のテントは、たいへん快適であった。
 相談件数は、当初の予想を上回る10件あまり(大半が相続関係)。このような場所での日常のお困りごと相談会は、ただ単なる行政書士会のPRだけでなく、その相談内容から今後行政書士として我々が何に取り組んでいくべきなのか、またどのような支援が必要とされているのかを見極める上で大変有意義なものである。
 とはいえ、そこかしこの出店屋台から漂う魅惑的なにおいには勝てず、お祭りムードを盛り上げてくれる社参行列の勝どきの声や、火縄銃の演武にも一時、職務を忘れ、楽しい1日を過ごすことができた。
(齋藤 順子)

 
     


     
 
建設業研修会
2008/10/02

 10月2日、すっきりと晴れたさわやかな秋の日。宇都宮支部は多くの会員が関わる「建設業」研修を開催した。この日も支部内外から26人の会員が参加し、熱気のある研修会となった。
 今回はいずれも宇都宮支部の誇るベテラン会員3人による計4時間にわたる長い講義であったが、初心者にも十分理解できる懇切丁寧な研修であった。
 1時限目は「建設業許可に関わる概要」と題して金敷裕会員がパワーポイントを用いて建設業許可について根底から解説した。講義を受けて、すでに建設業許可業務を行っている参加会員から、現場でぶつかっている様々な問題について具体的な質問があった。金敷講師はそれぞれの問題について、現場経験を踏まえて解決の方向を示した。
 2時限目は「建設工事請負契約について」横山真会員が講義に立った。建設工事を行うためには「請負契約」が必要だが、民法の規定が解釈規範として曖昧であるため建設業法では「建設工事の請負契約」に定めがあり、また中央建設業審議会は標準的な請負契約約款を作成している。これら契約の根底的認識のあり方や具体的な作成内容の提示、さらには下請け禁止条項に関する解説などは、建設業業務を行っている会員にとっては即日役立つ知識といえるだろう。
 3時限「建設業財務諸表への転記と見方」は、松岡英彦会員が講義をおこなった。財務諸表への転記は業務初心者にとって最も必要であるとともに理解が困難な分野だ。松岡講師は、税務申告表の財務諸表のサンプルを「間違いを探してみよう」と示して参加者の注意と関心を集中させ、身近なところから財務諸表の見方を解説した。
 3時限それぞれ70分というきわめてハードな研修であったが、業務に取り組もうという講師・会員の強い意欲が感じられた。講義終了後も講師に質問する参加会員が居残り、会館使用時間ぎりぎりまで討議が続いた。
 行政書士業務のなかで最も関わりの深い「建設業」にふさわしい、内容の熱い研修であった。
(副支部長 深見 史)

 
     


     
 
宇都宮支部第3回理事会・幹事会開催
2008/09/24

 9月24日(水)第3回理事会・幹事会を行政書士会館2階会議室にて開催。
 経理総務部より「会員の親睦を図るための事業」として平家落人の里・湯西川への一泊旅行を10月11・12日に実施することの報告がされた。
 業務指導広報部からは、今後予定されている7回にわたる研修会の予定が次のように発表され、これまで同様、他支部会員の受講を可能とする方針であることが確認された。詳細は宇都宮支部HPに掲載していく予定である。
  @建設業             20年10月2日(済)
  A相続の手続き          20年11月5日(水)
  B入管業務の基礎〜何を知るべきか 20年11月26日(水)
  C土地利用手続き         20年12月 (予定)
  D契約1             20年12月 (予定)
  E契約2             21年1月 (予定)
  F入管2             21年3月 (予定)
 また、行政書士制度周知に関する事業として「宇都宮城址まつり」(10月19日)と「宇都宮商業祭」(11月2日)において、行政手続の無料相談という形で参加すること、10月5日FKDで行われる三士会無料相談会に宇都宮支部より3名が出席すること、その他、宇都宮市国際交流協会での外国人に関する無料相談(毎月第1・3月曜日実施)の今後予定が発表された。
 制度推進部からは、行政書士制度広報月間にあたる10月に向け、関係機関団体に配布するポスター・パンフレット及び窓口に備え付ける行政書士名簿が各理事に割り当てられた。

 その他の議案として、行政書士が高齢化社会にむけてどのように取り組んでいくかを勉強し考えていくために「高齢対策研究会」(仮称)の設置を決定し、出席理事全員がそのメンバーとなった。
 20年度下半期も行政書士周知のための事業や多くの研修会そして新たな取り組みがなされる予定であり、これらが大きく一歩を踏み出す活動となるよう期待されるところである。
(齋藤 順子)

 
     


 
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